zoomでのオンラインこころトークを開催しました
スタッフのnaoです。
10月10日(日)オンラインでのこころトークを開催しました!
前回に引き続き、今回もたくさんの方々にご参加頂きました。
今回は以下の8つのテーマを取り上げました。
【テーマ】
1 障がい者専門の転職エージェントの利用について
2 薬の処方について
3 病院の選び方について
4 朝起きた時に嫌なことを思い出すことについて
5 低血糖について
6 こんなサポートがあったらいいな、救われたと思うサポートについて
7 就労の意思が無い場合について(生活保護を受給していることについて)
8 コロナ過でうつが悪化したかについて
1 障がい者専門の転職エージェントの利用については、
「登録時に障害等の配慮事項を伝え、仕事においては得意不得意を伝える」という意見が挙がりました。また、ハローワーク主催の合同面接に参加し、そこで自分の希望、不得意なことを伝えている方もいらっしゃいました。
入社後の相違を少しでも減らすために、事前にしっかりと配慮事項等を伝えることが非常に重要だと感じました。
2薬の処方については、
薬を服用するメリット・デメリットについて話し合い、メリットとしては「症状が安定する、安心する、お守り的な感じで服用している」、デメリットとしては「副作用が出る、毎回薬局に取りに行かなければいけない」等が挙がりました。
3 病院の選び方については、
「自分のライフスタイルによって病院を変えている(職場から近いところ)」、「主治医との相性によって選ぶ」、「主治医がよく話を聞いてくれる」、「複数の病院に診察に行き、その中から合う病院を選ぶ」、「大手の病院に行く」等が挙がりました。
4 朝起きた時に嫌なことを思い出すことについては、
対応策として「嫌なことを考えていることに気づけたことだけでも良かったと思う」、「自分のやりたいこと好きなことを考え、嫌なことを遮断する」、「窓を開ける」、「体を動かす」、「シャワーを浴びる」、「自分を客観視する」等の様々な対応策が挙がり、私自身とても参考になりました。
5 低血糖については、
糖分が少なく、脳が働かない、やる気が出ない状態なので、「糖分(砂糖やジュース等)を摂取する」、「食事(栄養素)をしっかりと摂取する」という意見が挙がりました。
しっかりと栄養を取ることは精神疾患にとって,非常に重要なことだと改めて認識しました。
6 こんなサポートがあったらいいな、救われたと思うサポートについては、
現在利用している制度として、「障がい者手帳」、「障害年金」、「自立支援制度」、「いのちの電話」等が挙がり、メリットとしては、「障がい者枠で就労できる、金銭的に助かる、辛いときに相談できる」等が挙がりました。
今後、必要な制度、サポートとしては、「金銭面で安心できる制度」、「安くカウンセリングを受けられる場所」、「電話相談ができる窓口が増えてほしい」、「自助グループが増えてほしい」等の切実な意見が挙がり、障害を抱えている方が将来安心して生活できる制度の必要性を感じました。
7 就労の意思が無い場合について(生活保護を受給していることについて)は、
「その人が金銭的に生活できていて、納得ができていればいい」、「無理に仕事を探して働かなくていい」、「事情があって生活保護を受給しているのだから、人目を気にする必要はない」、「生きているだけでいい」という意見が挙がりました。
8 コロナ過でうつが悪化したかについては、悪化した要因として、
「外出ができなくなった」、「習い事ができなくなり辞めた」、「人との繋がりが断たれた・制限された」、「オンラインでしか会えなくなった」、「社会全体がピリピリしている」等が挙がりました。
やはり自分の好きなことが出来なくなることや直接人と会えなくなること、居場所がなくなることが精神的に非常に良くないことだと私自身も身をもって痛感しました。
以上の8つのテーマについて、皆さんと話し合い、様々な考え、意見を共有することができ、非常に有意義な時間となりました。
「ReOPAだから」ということでテーマを挙げてくださった方もおり、改めて自助グループ(安心して話せる居場所)の必要性を感じました。
こころトークにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
来月も宜しくお願い致します。
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