zoomでのオンラインこころトークを開催しました
スタッフのみれいです。
11月14日 (日) にオンラインにてこころトークを開催しました!
今回は参加する人数が少ない中での開催となりましたが、その分様々なテーマを取り上げることができました。
【テーマ】
今回は以下の8つのテーマを取り上げました。
病気について話しにくい場合、どのように対処しているか
死にたいと思った時はどのように対処しているか
オープン就労かクローズ就労か
一定期間同じ職業についたことがない場合の就労はどうしているか
ストレスのかかる状況から住まいや環境を変えた経験があるか
コミュニティ作りをどのようにしているか
「焦るな」と言われても焦ってしまう時はどのように対処しているか
気分が安定しない時はどのように対処しているか
【テーマに基づく内容】
病気のことを一人で抱え込むことはよくないが、周囲には話しにくいという場合の対処法について多くの意見が上がりました。
「訪問看護を受けている」、「自助会に参加するようにしている」、「カウンセラーに相談している」、「就労移行支援のスタッフに相談している」、「病院の先生に話している」、「電話相談サービスを利用している」、「厚労省のLINEサービスを利用している」等々、ここでは出なかった方法もまだ多くあるように見受けられました。また、「うつ」という病気を知らない人には打ち明けにくいと思いますが、「言ってみるようにしている」という方もいらっしゃいました。まずは同じ境遇を抱える人や安心できる人に相談し、その後専門家に相談、「わかってもらえた」という安心感を得てから周囲の人に相談するのもありではないかという意見もありました。
共通しているのは「安心できる人に話すこと」だと思います。ぜひReOPAのような自助グループに参加し、自身の悩みを共有し少しでも解決できる場として活用していただけると幸いです。
死にたいと思った時の対処法については主に「日課を決めておく」、「時の経過を待つ」という2点が挙がりました。
具体的には、前者に関しては「落ち込みから目を逸らすことのできるようなリストを作っておいて対処する」、後者に関しては「趣味や自身が楽しいと思うことを行う」というものでした。
非常に難しい問題ではあると思いますが、上記を参考にしたり先程挙げたツールを利用したりするなどしていただければと思います。また一人で抱え込まず、こころトークやオープンチャットを利用していただければ幸いです。
参加者の方はクローズ就労をしている方が多いように見受けられました。
クローズ就労のメリットは「周りの目を気にする必要がないため、気が楽」、「体調を理解した上で仕事を振ってもらえる」という意見が挙がりました。
一方デメリットは「日によって体調が異なるため、スケジュールの管理が大変」、「健常者と競争しなければならないのが大変」というように「大変」と感じる人が多いように思いました。
ご自身が働きやすい環境で働くことが最も重要ですので、納得できる働き方でお仕事をなさってほしいと思います。
一定期間同じ職業についたことがない場合の就労に関しては「アルバイト経験を書く」、「専門家の力をうまく借りる」、「職務経歴書ではなく、志望動機書を提出する」というような意見が挙がりました。
相談者の方からは「貴重な意見をもらえた」という嬉しい声をいただくことができました。お力になれたようで非常に安心しました。
ストレスのかかる状況から住まいや環境を変えた経験に関しては「職場を変えた」、「家を出た」というお話をしていただきました。
ストレスを感じる状況から距離を取ることで少しは楽になったというポジティブな意見が挙がり、皆さんそれぞれ対処なさっておられる様子が伺えました。
人付き合いがあまり得意ではなく、孤独感を感じているという相談に関しては「趣味関係で話せる人を見つける」、「他者が話しかけやすいように明るく振る舞う努力をしている」、「孤立感を抱いていることを感じないように心がける」という意見が挙がりました。
孤独感に関しては、オフラインになればより皆さまのお役に立てる活動ができると感じております。昨今新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきているため、今後はオンライン、オフラインどちらのイベントも皆さまに楽しんでいただけるよう、スタッフ一同創意工夫させていただきます!
焦ってしまう際の対処法に関して、主に「受け止める」、「客観視する」という2点が挙がりました。
具体的には、前者に関しては「紙に書いてみる」、「日記をつけてみる」、後者に関しては「焦りの原因を考えてみる」というものでした。
今回の参加者の皆さまほとんどが焦ってしまった経験があるように見受けられました。焦る気持ちは自分一人ではないと思えるだけで少しは安心できるのではないかと感じます。
今回の参加者の方の中には、季節の変わり目で気分が安定しない方が若干名いらっしゃるように見受けられました。このテーマは非常に多くの意見を出していただきました。
「まずは休む」、「軽く運動をする」、「手触りの良いものを触る」、「こころトークに参加する」、「好きなものを食べる」、「アップテンポの音楽を聴く」というような前向きなアクションを起こしている方が多いように感じました。
一方で「無理せずに調子が悪いことを受け入れる」、「あえて暗い小説を読むことで、周囲とのギャップを感じないようにする」という対処法も挙がり、皆さまそれぞれが自分に合った方法で対処しているように見受けられました。
今回こころトークに参加できなかった方もぜひ参考にしていただけると幸いです。
こころトークに参加してくださった皆さま、ありがとうございました。今回挙がったテーマは、皆さまが共通で感じている悩みや聞きたかったことのように思います。1つのテーマに対し、多くの意見を共有することができたと思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
今後も皆さまの安心・安全な場を提供できるようなイベントを開催していくことを考えておりますので、ぜひ楽しみにしていてください!
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