こころトークを開催しました

11月13日(日)に四谷ひろばにて、こころトークを開催しました!

スタッフのナオです。

オフライン(リアル)でのこころトークを再開し、半年が経ちました。毎回、数日前には申し込みが定員に達していますので、多くの方が実際に会って、お話することを熱望されているのがとてもよく分かりました。今後も感染対策をしながら、四谷ひろばでのこころトークを続けていければと思っています。

今回のこころトークですが、最初の2時間は2部屋に分かれて、各グループでテーマについて話し合い、最後の1時間は2グループ合同でテーマについてお話しました。

それぞれのグループで挙がったテーマは下記になります。

【グループ1】

・会社に病気について理解してもらうには、どうすればいいか?

・クローズでの就職活動の面接について

・セカンドオピニオンについて

・過集中で周りが見えなくなった時の対処法

・病気の回復期に行ったことで自分に合ったこと、合わなかったこと

【グループ2】

・本が読みたいのですがお勧めは?

・急にガタッときた時の対処法

・ふと仕事を休みたくなる時はどうしたらいいか?

・どうにもならない問題を解決する方法

【グループ1+グループ2】

・カウンセリングについて

・お勧めの本


各グループで挙がったテーマについて、いくつかピックアップしてご紹介します。

【グループ1】

・会社に病気について理解してもらうには、どうすればいいか?

「(休職中)何が原因で休職に至ったか、会社に伝える」

「(離職中)新しい会社には自分の症状について伝えようと思っている」

「人によって、理解してくれる人・くれない人がいるので、相談する人を選ぶ」

「上司や同僚等、自分の周りの人のみに伝える」「会社の中で相談窓口等を探す」

病気に対する理解度は会社によって、かなり違いますので、自分が所属している会社、部署、チームの状況をよく見て、相談先や対応を考えるのがいいのかなと思いました。また、会社によっては全く聞き入れてくれない場合もありますので、もっと第三者機関が介入できるような体制が整えばと切に願います。


・過集中で周りが見えなくなった時の対処法

過集中は物事に集中できるというメリットもありますが、集中し過ぎるがゆえに日常生活に支障をきたしたり、心身に悪影響を及ぼしたりというデメリットもあります。上手くバランスを取ることができればいいのですが、なかなか難しい問題ですよね。参加者の方からは以下の対処法が挙がりました。

「仕事中、強制的に休憩する時間をつくる」「定期的に小休憩をとるようにする」

「コーヒーを飲んだり、ワンクッションおく」

「自分で過集中に気づけない人はアラームをつけて気づくようにする」


【グループ2】

・急にガタッときた時の対処法

「普段からのマインドフルネスによる気持ちの整理」

「~した。~だった。等、気持ちの整理をし、1つ1つ完結させる」

「あまり無理をしない」「認知行動療法での不安を紙に書きだす」

安定した日々が続いていたと思ったら、急に落ちたりすることって、皆さんもご経験があるかと思います。できる限り落ち込みを減らし、安定した状態を保つ上でも日々自分に合った対処法を実践することが重要だと感じました。


【グループ1+グループ2】

・カウンセリングについて

実際にカウンセリングを受けている参加者のお話を聞き、カウンセラーとの関係でいろいろと悩まれているのがよく分かりました。相手も人間ですので、相性等もあるため、自分に合ったカウンセラーを見つけるのは非常に難しいことだと思います。カウンセリング経験者の方からは以下の声が挙がりました。

「カウンセラーの別の一面が見えるため、それが自分に向いてくるのではないかと考えてしまい、踏み込んで話したいが恐怖心がある」

「カウンセラーと合わないこともあるので、何が問題なのか伝え、カウンセラーを変える」

「カウンセラーの嫌な部分が見えた時、相手の問題か、そう感じてしまう自分の問題か考える」

「カウンセラーが自分に協力してくれているので、自分もいい対応をしなくてはと頑張ってしまう」



秋も深まり、気づけば今年のこころトークも残すところ、あと1回となりました。

次回のこころトークは12月11日(日)に四谷ひろばにて開催予定となりますので、ご都合のつく方は、是非ご参加ください!

(申し込みはお早めに。)

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!!

~ReOPA レオパ~      <うつ病や生きづらさで苦しんでいる方の自助グループ>

うつ病やうつ状態で苦しんでいる方、 生きづらさを感じている方に寄り添う 自助グループです。 主に東京で活動しています。

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