こころトークを開催しました
スタッフのナオです。
今年も残すところ、あとわずかとなりました。
今年は皆さんにとって、どのような1年だったでしょうか?
世界的にみても、日本国内をみても、今年は非常に悲しい出来事が起きてしまった1年だと思いますが、来年は少しでも明るい年になればと思います。
ReOPAとしては、約2年ぶりにオフライン(リアル)でのこころトークを再開することができ、あらためてリアルで話し合いができる居場所の重要性を感じた1年となりました。
そして、12月11日(日)に四谷ひろばにて、今年最後のこころトークを開催しました。
今回のこころトークですが、2部屋に分かれて、各グループで挙がったテーマについて話し合いました。それぞれのグループで挙がったテーマは下記になります。
【グループ1】
・病気になって辛かったこと
・ストレスを自覚する方法
・頑張り過ぎないコツ、完璧主義にならない対応
・プレッシャー、重圧がかかった時の対応
・自分の症状を受け入れる時の考え方、普段の症状をどう受け入れるか
【グループ2】
・寝つきが悪いことについて
・孤独について
・おすすめの本
・仕事での嫌な気持ちの対応
・家族や友人に言われて嬉しかった言葉
・つらい時の対応
・話しかけ方について
各グループで挙がったテーマについて、いくつかピックアップしてご紹介します。
【グループ1】
・病気になって辛かったこと
「周りに話しても理解してもらえない」「動けなくなり、何も出来なくなる」
「体調に波があり、自己嫌悪に陥る」「友人が離れてしまった」
「家族や会社の同僚に対して、罪悪感が出てきてしまう」
「医者から休んでくださいと言われるだけで他の選択肢がない」
「いつ治るのか分からず、薬の量だけ増えてしまう」
参加者の皆さんから様々な辛いお気持ちを伺い、まだまだ障がいに対して理解の少ない人が多い印象を受けました。今後、少しずつでも、障がいに対して理解のある社会に変わっていけばと思います。
・ストレスを自覚する方法
「毎日、自分の気分の記録をつける」「手帳、日記に辛い時の状況を記録する」
「天気、気温、睡眠時間等の記録をつける」「身体症状に出ていないか確認する」
「思考が止まる」「物事が1つの事しか考えられなくなる」「感情の揺れが大きくなる」
ご自身の状態を記録されている方が数名いらっしゃり、どのような時に自分がストレスを感じ、調子を崩しているのか、後で振り返ることができるとのことで、とても参考になりました。
・頑張り過ぎないコツ、完璧主義にならない対応
うつ等精神疾患の方は真面目で一生懸命な方が多いかと思いますので、頑張らないというのは、なかなか難しいことだとは思いますが、たまには手を抜くことも必要だと感じました。参加者の方からは以下の声が挙がりました。
「完璧を目指しても評価されないので、無理して頑張らない」
「完璧を目指すのは無理と自覚し、目標を下げる」
「できるだけ休む」「アラーム等で強制的に休むようにする」
「0か100か思考になってしまうので、過程を大事にする」
「自分の状態を客観視できるようにする」「8割くらいの力でする」
「なるべく頭で考えず、体を動かしてリフレッシュする」
【グループ2】
・おすすめの本
読書には様々な効果があり、その中の一つであるストレス解消には、音楽を聴いたり、散歩したり、コーヒーを飲んだりするよりもストレスを軽減させる効果があるそうです。
参加者の方から挙がったおすすめの本は下記になりますので、是非、読んでみてはいかかでしょうか?
【最高の体調】
【「自分のために生きていける」ということ】
【じぶんのカラダが愛おしくてたまらなくなるセルフケアの教科書】
【心の傷を癒すカウンセリング366日】
今年最後のこころトークも様々なテーマについて、話し合うことができ、非常に有意義な時間となりました。来年も引き続き四谷ひろばにて、こころトークを開催していく予定ですので、是非ご参加いただければと思います。
来年最初のこころトークは1月15日(日)に四谷ひろばにて開催予定となります。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!
良いお年を!!
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