MOFCA様のピアサポート交流会に協力させていただきました
スタッフのダイです!
年が明け、早くも1か月が経とうとしています。皆様は如何お過ごしでしょうか。
1月29日(日)に千代田区にあるMOFCA様で「うつ当事者のためのピアサポート交流会」の開催されました。
今回はMOFCA様から依頼を受け、このピアサポート交流会の開催のお手伝いをすることに。
代表ゆまがファシリテートを任され、他数人のスタッフも一緒に参加させていただました。
オンラインでのこころトーク以外での当事者交流会が初となる私、ダイですが。
果たして、どうなることでしょうか・・・!
では、まず初めに、MOFCA様についてご説明致します。
千代田区在住・在勤・在学の方であれば、診断の有無に関わらず無料で相談できるフリースペースです。広々としたお部屋で、休憩などに使われています。(アルパカ可愛いですね。)
ピアサポートはこころトークと同様の進行でやらせて頂きました。
参加された方は普段MOFCA様を利用している方やReOPAのオープンチャットに参加してくださっている方など様々。
今回のテーマ大きく分けて3つでした。
①お薬の話題
②病気になってからの目標
③同僚のうつ病の方に対する接し方
★お薬の話題
お薬のお話ですが、当事者において尽きることのないテーマだと思います。
このテーマを相談して頂いた方は、医師にうつ病と診断されてから間もないため、ずっとお薬を飲まなければいけないのか?という点ですごく不安に思われていました。
別の方も、処方されているお薬をやめるかやめないかで、非常に悩んでいらっしゃいました。
自身のメンタルコントロールのために続けるという意見と必要の無いお薬を徐々に減せないか医師に相談する、または、思い切ってやめるという意見があがりました。ただ、いっきに止めると離脱症状が起こるケースもある為、注意が必要です。
そして、共通して言えることは、お薬=病気の解決ではないので、自身でもメンタル耐性や体調を整えていくのも良いと思われました。
★病気になってからの目標
病気になってからの目標についてですが、年齢も半ばとなり、やりたいこと、目標が定まらないというご相談。
メンタル疾患がある当事者にとって、昔は出来ていた様々なことが出来なくなることがあります。
多趣味だった方も、続けてやることが難しくなってしまった。という方もいらっしゃいました。
私、ダイですが。病気になってからというもの、一切の趣味をやれなくなってしまった一人なのですが、今では支えられている柱の存在があります。(鬼滅の柱達ではありません!)
私には、仕事、ボランティア、趣味、人格形成、健康などの柱が存在していて、仮にこの柱が1つでも崩れてしまっても、他の柱が支えてくれていると発言しました。
また、こうおっしゃった方がいました。「生きているだけでいいんじゃないですか」
そう、私たちは苦しい時も楽しい時も、今尚生きています。いずれは、コロンといってしまうかもしれませんが、相談者の方は戦争を経験した小学校の担任の先生が、自害だけはするなとおっしゃっていたそうでそれがずっと記憶に残っているそうです。
生きていれば、目標と楽しみも徐々に見つかっていくと思います。
★同僚のうつ病の方に対する接し方
友人がうつ病になって、連絡を取りたくても取りづらい、という今回のケースです。自分が病気になった時のことを思い出しました。親から怠けていると言われ、周りからは煙たがれる。そんな状態で、自分自身でも自分を責めてしまい、誰ともコンタクトが取れない。
そんな中、そばに居るだけで良い。病気に対する解決策のアドバイスではなく、気楽に一声かけてみる。この優しさや、一声の存在が、本人の救いになるのではないかと多くの方がおっしゃっていました。
出口のないトンネルはありません。お互いに助け合える社会と環境作りを私たちで作っていけたらいいなと思います。
★おわりに
約2時間の交流会でしたが、皆様、沢山お話頂き、本当にご満足頂けたようです!
中には、おなじ病気を持つ人と話すのが初めてで安心出来た。
下手な本を読むより勉強になる。
などのお褒めのお言葉も!
皆さんにとって今日が良いきっかけとなって頂ければ本当に幸いです。MOFCA様のロゴのMが横になっていて階段の様になっていました。
徐々にステップを踏んで、ご自身をより良い方向に持っていきましょう。
今回ご参加頂いた皆様並びに、MOFCA様共に、本当にありがとうございました!
我々ReOPAとしてもとても勉強になった1日になりました。
ありがとうございました!
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