zoomでのオンラインこころトークを開催しました
ゆまです。
2月13日(日)にオンライン当事者会「こころトーク」を開催しました。今回は前回よりぐっと参加人数が増えて通常に近い人数での開催となりました。
初めての方も多かったですね。
【テーマ】
今回挙げられたこちら!
・無力感について
・躁に入ったときのサインは?
・長く働き続けるには?復職後の働き方
・普段の生活で思っていることをうまく言えない、工夫は?
・孤独感の対処法
今回も多様なテーマが挙げられました。
・無力感について
まず、テーマを挙げられた方から「人生=終わらないドッジボール 」という名言(?)が出ました。楽しむのが難しい、終わらせたいが終わることが出来ない、 何とかしたいが何もできない無力感という説明に皆さんなるほど~!と納得、共感されていました。他の方からも職を転々としているが自分ができない人間だと思ってしまう、悲観的な考えしかできなくなる、周りから取り残されている感覚がある、などの声が挙がりました。皆さんそれぞれ無力感や絶望感に向き合いながらも一生懸命にいきているんだなと感じました。
・躁に入ったときのサインは?
躁に入る時、自分で自覚するのはなかなか難しいもの。皆さんそれぞれ色んな工夫や対処法をされていて興味深かったです。今回も個性的な躁エピソードがたくさん聞けました。
金使いが荒くなる、行動範囲が広くなる 、友達を急に作りたくなる、失礼なことを言ってしまう、などは皆さんあるある~と共感。自分が何でもできるような感覚になるという方も。規則正しい生活と投薬を心掛ける、アルコールを控えるなどやはり日常生活の中でできることを実践されている方が多かったです。また、パワフルで色んな行動ができて良い場合もあるので大事にしたいという医師に言われたことがあるという方も。しかし、やはり判断が難しいよね、とお話されていました。
・長く働き続けるには?復職後の働き方
復職後に関するテーマはよく挙がりますが、やはり気を付けなければならないことが多いですよね。仕事が長く続かないという方もとても多かったです。仕事は仕事をする場所として割り切る、 会社以外にコミュニティをもつ (ReOPAも一つです!)上司にはオープンにすることが大事だと考えている、自分の病気を詳しく知ることが重要、など様々な意見が挙がりました。障害者枠で就職したが、以前は一般枠だった、やりたいこととの葛藤があるという方も。また、組織の中で働くのが無理だと感じ、自営業でやっている方もいらっしゃいました。
・普段の生活で思っていることをうまく言えない、どうしたらいい?
これは多くの方が共通で悩んでいるテーマでした。周りの人は元気なので集まりに誘われるが断らなければいけない場面がある、家族ですらわかってくれない、症状のことを話せない、うつ病を病気としてとらえてくれない、まど皆さん色々な悩みが。また、病気ことを言ったら周りから人がいなくなったという方もいました。作業所の相談員さんに聞いてもらう、行政の相談サービスを使う、など相談する場について色々な意見が挙がり、とても参考になりました。
・孤独感の対処法
これも当事者にとっては重要なテーマ。家族にも理解されなくて居場所がないと感じている方が多かったですね。ReOPAのオープンチャットでみんなと話して自分だけじゃないんだと感じることができる、こころトークに参加して孤独を紛らわせている、とReOPAを活用してくださっている方も多く、嬉しい限り。また、誰かと一緒に居ても孤独を感じるという声もありました。
今回も皆さんからたくさんの意見が挙がり、とても充実した内容でした!聞いているだけで参加された方もとても参考になった!とおっしゃっていました。
こういう時期だからこそこうやって直接話せる場ってとても大切だなと改めて感じました。
次回も楽しみです♪
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