オンラインこころトークを開催しました

こんにちは!

ボランティアスタッフのもっちーです。

4月も中旬に入り、とても暖かくなりましたね。

日中は半袖シャツに薄手のパーカーを羽織っているのですが、それでも暑く感じる時があります。このまま夏に向けてどんどん熱くなっていくのでしょうね。

4月14日(日)にこころトークをオンラインで開催させていただきました。

オフラインと同じく注意事項をお伝えさせて頂いた後に、ニックネーム、参加された経緯、本日のテーマを皆さんに伺っています。

以下、頂いたテーマとご意見です👇


① リワークの経験談をお聞きしたい

休職中でこれからリワークを考えているので、リワークがどういったものなのか、リワ

ークで経験したことがどう活用できるのかを知りたい。

みなさんの経験談、ご意見です👇

・初期は、生活リズムを整えるプログラムを行う。

 1・2時間、もしくは半日と言う単位でゲームをしたり、グループで雑談などして過ごす。また、一日の行動記録(食事、動画視聴、雑談など)を取る

 中期は、30人ほどのグループに入り、グループディスカッション、切り絵やビーズアクセサリー製作をする。

 切り絵やアクセサリー製作では細かい作業になるために集中力を養うことが出来る。

 ただ、説明書どおりに進めてもうまくいかいようになっており、他者と相談しながら進めるようになっている。コミュニケーションを養うワークとなる。

 後期は、今までのリワークを通して感じたことを文書化して、復職時や復職後に活かす。

・以前、求職者支援制度を利用したが、給付金・交通費が支給されて、教科書代だけ負担する形だったために、生活リズムが整えることが出来て、お金の心配もなく気楽だった。

・就労移行支援の場合は、就職面接の練習もある。


 ② ダウンしている時の乗り越え方

朝起きて体調が良い時もあれば良くない時もある。

普段から生活リズムを整え、良い体調になるよう努めているが、体調が良くないときがしばしばあって困っているので、みなさんの体調の整え方、ダウンしている時の対処法をお聞きしたい。

みなさんのご意見です👇

・体調が良くないときは仕事や家事を休んで回復に努める

・「身体がきつい」のか「仕事などが面倒くさい」からなのかを自分自身に問いかけて、身体がきつい時は休み、面倒くさい時は体を動かしてリフレッシュするようにしている。

・ダウンしている時は何もできないので、天井を見たり、ReOPAのオープンチャット

に書き込んだりする。

・家で過ごすと辛くなるので、外出するようにしている。

・正面から向き合わないようにしている。

・辛い時はカーテンを開ける、食事をするなど今できることをする。

・辛い状態を3段階に分けて、最終段階になると辛く動けないので、手前の段階で対処

するようにしている。

・通勤時に仕事のことを考えて憂鬱になることがよくあるが、頑張れば行ける時は自分

 を励まして気分転換するようにしている。ただ、頑張れそうにない時は仕事を休む。

・真面目で100%やろうとするので、60%に留めるようにしている。60%で平常

 運転ができるようになると、30%でもできるようになってくる。


③ 睡眠について

過去に色々と思い出して緊張感や不安感で眠れなくなっていた。現在は投薬して眠れるようになっているが、いずれは投薬なしで眠れるようになりたいので、眠れないときの対処法を聞きたい。

みなさんのご意見です👇

・音声だけの配信アプリ、YouTubeなどの睡眠用のピアノ曲を聴いていると、いつの

間にか寝ている。

・眠れないことで焦ると更に眠れなくなるので、焦らないようにしている

・睡眠ホルモン(メラトニン)は日を浴びて約16時間後に分泌されるので、朝起きた

ら朝日を浴びて夜に眠りやすくしている。また、疲労感が眠気を起こすので、運動をするようにしている。

・脳と体の疲労が睡眠に繋がるので、脳と体が疲れることをするようにしている。

・薬だけではなく漢方も頼る。

・眠れなくても目を閉じているだけで体力は回復するので、動かずに目を閉じて横にな

る。

・睡眠デバイス(スマートウォッチ・アプリなど)で睡眠を管理する。睡眠が浅い時と

深い時のデータを分析して活かす。

④ 歳を取るのが怖い

歳をとるにつれて他者と比較することが増えて、このままの生き方で良いのか考えて恐怖感を抱いている。みなさんが歳について、生き方について他者と比較して不安感や恐怖感などを抱くことは無いか、また、不安感や恐怖感の対処法などあればお聞きしたい。

みなさんのご意見です👇

・他者は他者、自分は自分と切り分けて、自分が幸せなら良いと割り切っている。

また、自分らしい生き方が出来ているなら良いとも考えている。

・老後に自分のお世話をしてくれる人がいないので、老後を考えると恐怖感を感じる

が、一日一日を生きることを意識することで心の安定につなげている。

・以前の自分と今の自分を比べて、少しでも良くなっていれば良いと考えて過ごす。

・近親者の他界から名誉やお金に固執せずに、自分が如何に楽しく生きられるかがポ

イントだと考えている。

・自分の人生を楽しく生きるために、生き方に悩むことは大切だと感じている。

・世にはコントロールできるものと、出来ないものがあり、コントロールできるものに

目を向けていく。


⑤ 社会が変わるためにはどうしたら良いか

体調のコントロールのために、日々勉強や実践などの努力を積み重ねているが、出来

ることには限界があると感じていて、社会がもっと障害者が生きやすくなるように

配慮、受容してほしいとも考えている。

どうしたら社会が障害者を受容・配慮してくれるように変えていけるのか、みなさん

の意見を聞きたい。

みなさんのご意見です👇

・自身が発達障害の当事者で、発達障害の当事者たちと、発達障害ではない人たちが相互理解、相互受容していくための活動をしている。こうした活動をしていけば社会も変わっていくのではと考える

・NPOを立ち上げたり、活動をする人が増えていくことで、社会が変わっていくので

はないか。

・一人一人が行動を起こすのは無駄ではなく、長い時が経てばいずれは変わるのではと

考える。



以上のたくさんのテーマとご意見を頂きました。ありがとうございました。

オンラインだとどこからでも、顔を見せずに、参加者のお話を聴く、ということもできるので参加しやすいですね。

ただお話を聴くだけでも「辛いのは私だけじゃないんだ」と感じて、心が軽くなるカタルシス効果を得られます。今後もオンラインで開催させていただく機会があるかと思いますが、

その際もぜひご参加ください。

次回のこころトークは5月26日(日)四谷ひろばにて開催します。


~ReOPA レオパ~      <うつ病や生きづらさで苦しんでいる方の自助グループ>

うつ病やうつ状態で苦しんでいる方、 生きづらさを感じている方に寄り添う 自助グループです。 主に東京で活動しています。

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