オンラインこころトークを開催しました

6月30日(日)にオンラインこころトークを開催しました!

皆様から挙がったテーマはこちらです。


1 どのように病気の自分と向き合っているか

2 鬱との生活 どのように過ごしているか、心持ち

3 障がい者雇用の話を聞きたい

4 病気を公にしているか、どのようにしているのか

5 調子の悪い時の対処法

6 仕事探し、やる上で困っていること

7 病気の中でどのような一日を過ごしているのか

8 同じ生きづらさを抱えている友人にモヤっとするとき、どうしているか

9 デイケアに参加したことがあるか、人との交流の仕方


今回も様々なテーマが挙がりましたね。

実際に話し合った内容についてもお伝えします!

【仕事探し、やる上で困っていること】

・会社の一部の人にしか話していないため、知らない人からの視線や態度が辛い。

・周りから理解を得られない。

・欠勤の連絡をすること自体辛い。鬱が発症すると寝ること以外できない。

・休職中の罪悪感。このままこの仕事を続けていいのかという不安。

・自営だから自分でどうにかしなければならない。

・障がい者手帳の取得を医師に勧められ迷っている。将来に対して不安を抱いている。

このテーマでは皆さんからそれぞれの立場から多様な悩みや困りごとが挙がっていました。やはり仕事に関する悩みは切実かつ重要なものですね。

このテーマについては障がい者雇用など多くの意見が挙がり、闊達な話し合いになりました。

この中で「障がい者手帳を持つ、精神病棟へ入院することへの偏見が自分にはある。社会的に「障がい者」のレッテルを貼られることへの抵抗があるが、障がい者雇用、世の中に対する偏見、葛藤はあるのか」といった質問も出て、色々考えさせられる内容になりました。


【同じ生きづらさを抱えている友人にモヤっとするとき、どうしているか】

・友人は友人自身が鬱であることを受け入れられておらず、処方された薬も飲まない。それで自分

も辛くなったが、他人は変えられないので距離を置いて感情に振り回されないようにしている。

・自分のために相手と距離を置くのが大切だと思う。

・友人で同じく鬱に悩まされている人がいる。その人も自分自身が鬱であることを受け入れられていない。相手のために自分がやってほしいことを相手にもする。自分が相手にされて一番嫌なのは友人が友人ではなくなること。鬱になるとドタキャンが増えるがそういう病気だから仕方ないというスタンスでいてあげる。

・自分が相手のペースに飲み込まれないよう、一定の距離を置いたり、2人で会わないようにしたりしている。客観的になれるような状況を作るようにしている。

・同じ病気で悩んでいる友人がいることが羨ましい。

次の友人に関するテーマでも皆様から様々な意見や思いが聞けました。相手との距離感についてなど様々な意見や考えが聞けました。


【デイケア、リワーク等各種制度を使ったことがあるか。人との交流の仕方】

・有料、無料のセミナーへの参加で人と交流。

・就労移行支援事業所への参加を検討中。見学などに行っている。

・市役所の福祉相談でカウンセリングをしてもらった。

・生活支援センターでの毎日いろいろなプログラム、うつ病当事者の集いに参加してみたい。

・いろいろなコミュニティがある中で、耳だけ参加でも明るい気持ちになった。

・人との交流は仕事くらい。

・先生とのカウンセリング、自助会、オンラインゲーム友達、ネット上の友達との交流がある。

・クリニック直営のリワークやデイケアがあった。切り絵をしたりした。生活リズムを整える。

・ReOPAの活動にて交流。

このテーマでは実際体験した方のお話や皆さんが工夫されていることも聞けて大変参考になりました。

【MTC療法、電気の治療法の経験者はいるか】

・身内でしたことはある。が当事者じゃないのであまりわからない。定期的にやると良いらしい。

治療法についてのテーマでしたが、経験者はあまりいらっしゃらなかったようです。


【調子の悪い時の対処法、どういう一日を過ごしているか、周囲からの理解を得るには】

・調子が悪いときは寝る。少し回復するとゲームをしたり無心になれるような作業をしたりする。

・無理をしない。日課を決めて過ごしている。

・オーディブルやラジオで聴きながら過ごす。

・気が向くことだけをして、気が向く人とだけ会う。自分の心を労わる。自分を愛してみる。

・YouTubeを見て簡単なストレッチや筋トレをする。やった日は心穏やかに過ごせると思う。

・床でのストレッチをすることで床から寝ていた状態から動けるようになったという小さな成功体験があった。

・少しでも動けたら日光に当たる。

・理解がない人とは距離をとる。

・食事をしっかりとる。日ごろから体力をつけるようにジムに通ったりしている。

・職場ではクローズ、ネットの友人にはオープン

・病気じゃなくていち個性としてオープンに話している。

このテーマでも皆さんが日々工夫されていることや実際にやってよかったことなどが聞けてとても参考になりました。


【病気との向き合い方、病気を抱えて普段どう生活しているか】

・調子が良いので病気に囚われていない。

・仕事が忙しくそちらに気を取られている分、病気は安定している。

・20年経ってももがいている。向き合えていない。

・受け入れられるようになりたい。

・いろいろなコンテンツで鬱について情報を集めることで理解が深まった。少しずつ体調がよくなっていけばいいなと思う。

・目標は病気とうまく共存すること。あまり治そうとは思っていない。

深いテーマではありましたが、苦しい中でも皆さんが日々必死に考えていることが伝わってきて力をもらいました。


今回もたくさんのテーマとご意見を頂きました。ありがとうございました。

オンラインは体調がなかなか安定しない方や外出できない方でも気軽に参加できるのも魅力ですね。

次回もご参加お待ちしております!

~ReOPA レオパ~      <うつ病や生きづらさで苦しんでいる方の自助グループ>

うつ病やうつ状態で苦しんでいる方、 生きづらさを感じている方に寄り添う 自助グループです。 主に東京で活動しています。

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