こころトークを開催しました
こんにちは!ボランティアスタッフのもっちーです。
9月も終盤になり、気温が下がってきたことで、いよいよ秋が深まって来たなと感じています。みなさんは秋と言えばどんな秋を思い浮かべますか?私は秋と言えば、食欲の秋とスポーツの秋を思い浮かべます、秋になるとおいしいものをたくさんあるし、気温が下がって運動もしやすくなるので嬉しいところです。
実はこの食事と運動というのは、メンタルヘルスマネジメントの観点ではとても大切なことになります。食事をしっかりすることで、ストレスに負けにくくなる、メンタルも安定しやすくなります。運動は気分転換になったり、気持ちがすっきりして集中力が増しやすくなります。
ただ、食事や運動はメンタルヘルスマネジメントの観点でも良いことなのですが、単純においしく食べる、運動を楽しむという気持ちも大切にしていきたいですね😊
さて、9月29日(日)に四谷ひろばでこころトークを開催させていただきました。
今回も注意事項をお伝えさせていた後に、自己紹介と本日のテーマを伺っています。
以下、頂いたテーマとご意見になります👇
① 生活で気を付けていること
現在、休職中で調子が悪い時は寝る、調子が良い時は夜更かしをするなど、その時の気分で過ごしている。このままでは良くないと考えて、今後で何に気を付けて過ごせばよいかを伺いたい。
みなさんのご意見です👇
〇食事・睡眠・運動に気を配る
3度の食事を味わうようにすることで、食べることが楽しくなる。また、就寝、起床、
食事、勉強、運動などの時間を決めて、規則正しく過ごすことで生活のリズムを整えて
いる。整えることで、自分が決めたことをやっていると思えて、自己効力感(やる気)
も高まる。運動においてはジムのプールで泳ぐようにしている。
〇「もうちょっとやる」ということをしないようにしている
120%をやらないことで、継続してやりやすくする工夫をしている。
〇テンションを上げたいときは音楽を聴く
音楽を聴くと曲に集中できてテンションが上がる。ただ、持続性が無いので、ここぞという時にするようにしている。
〇ルールを作るようにしている
月曜日はこの服を着る、火曜日はこの服を着るなど、ルールを作ると気分が楽になる。また、未来のことを考えると不安になるので、今を味わうようにしている。
〇起床時にカフェインを取る
朝起きたらカフェインを取るようにしている。カフェインを取ることでスイッチが入る。
〇前日に予定を決める
前日に予定を決める考えることで、何をしたら良いのかと迷うことが無くなる。また、やりたいことリストを作成する。リストを作成することで何をしたら良いかと迷うことも減る。
〇気分が落ちていることを受け入れる
気分が落ちている時は何をしてもダメと考えてしまうが、あきらめも肝心で、受け入れてその状況・状態に浸ることでいずれは気分が良くなり、ウォーキングなどの行動する意欲が湧いてくる。
〇ラジオを聴く
ラジオを聴きながら部屋の片づけをすると、片付けがはかどる。
〇苦手な環境から離れる
苦手な人や場所に居続けると気分が下がってしまうので、離れるようにしている。
② 就職先の決め方について
退職してから就職せずに過ごしていた。就職したいという気持ちが高まっているが、前回とは別の業界で仕事をしたい。どういう方向性で決めたら良いか、みなさんのご意見を伺いたい。
みなさんのご意見です👇
〇スモールステップで始める
興味のあることをいきなり仕事にせずに、スモールステップでボランティアやバイト、もしくは趣味で始めて、正社員や本職を目指す。
〇やりたい仕事と稼ぐ仕事を分ける
やりたい仕事に就いてもストレスになり続かないということもあるので、仕事はお金を稼ぐものと意識して、仕事(本職)以外でやりたいことをする(趣味・バイト・ボランティアなど)。
〇「あるがままの自分」を受け入れる
自分に無いものを求めても、できずにストレスになることもあるので、自分にあるものを求める。そのためにまずは「あるがままの自分」を受け入れる。そして、自分のあるもので生きていく。
〇ソーシャルサポートを活用する
就労移行支援センターで相談して、就労につなげていく。就労支援を受けることで自己分析に繋がり、就労後の働きやすさにもつなげることが出来る。例えば、自己分析で自分が完璧主義であったことが分かり、完璧主義の人向けのサポートブックを読み、職場の人にもサポートブックを読んでもらうことで、職場理解が深まって働きやすくなる、など。
〇自分のやりたいことを追求する
興味が無いものは続かないので、自分のやりたいことをしていく。また、やろうとしていることが、本当に自分のやりたいことなのか問うてみる。
〇思い込みを捨てる
就労支援を受けていると医療に従事できないと思ってあきらめていたが、就労実
績に医療が入っていたので、思い込みは捨てるようにした方が良いと感じた。
③ 休職中の過ごし方について
マイペースでこれをすれば良くなると思い込みがよくあり、大学在学中の失敗や仕事での失敗を経て休職することになった。このことをきっかけに自分のペースだけではなく、身体に良いことをしていきたいために皆さんが休職中はどう過ごされているのか、もしくは良い過ごし方があれば教えていただきたい。
皆さんのご意見です👇
〇休養することに意識を向ける
休職開始して3ヵ月目までは、休んでいると職場や家族に迷惑をかけるのではないかと考えて、罪悪感が湧き気を休めることが出来なかった。しかし、「休職することになったのはあなたのせいではない」と言われ気持ちが落ち着いて、3か月目以降は「今は体を休める期間だから」と意識し、身体をしっかりと休めることが出来た。休職期間は休養に当てる時間で最初は罪悪感など湧くかもしれないが、自分のせいではないのでしっかりと休養すると良い・
〇毎日何かをする時間を作る
毎日1~2時間ほど外に出る、何かをやるようにしていた。日々やりたいことをメモして起き、やりたいことリストを作っておくと良い。
〇時間をかけて体を休める
休職開始2か月で自分から退職を申し出て退職した。その後に周囲からは、体が疲弊しきっている状態にあるので、時間をかけてゆっくり体を休めることが大切と聞かされ、時間の大切さに気付いた。
④ 主治医に何をどう伝えているか
診察時間が5分と短く、何をどのように伝えるのが良いのか悩んでいるので、みなさんが診察時で主治医に何をどのように伝えるようにしているのか参考にしたい。
皆さんのご意見です👇
〇初診前にメモを作成する
前日や診察前に書き出して、診察時に伝えやすいようにしている。また、診察時に
情に侵されていたり緊張していて自分の口で伝えられないときは、書き出したメモを直接渡す。
〇主治医と信頼関係を築くようにしている
アドバイスをしっかりもらえるように信頼関係を築けるようにしている。そのために悪態などつかないように注意している。
〇生存報告になっている
主治医との付き合いが約10年になり、症状を伝えるというよりは、食事をしっかりとっているか、よく眠れているかなどの生存報告になっている。
〇薬の効果の報告
処方された薬の効果を報告している。副作用がきつい、症状の改善が見られないな
どの合わない薬だった場合は、特にそのことをしっかりと伝えるようにしている。
〇将来の目的・目標を伝えるようにしている。
どういう生活をしたいのか、どう生きていきたいのかなど目的・目標を明確に伝え
ることで、医師からのアドバイスをもらいやすいようにしている。
⑤ 最近の楽しかったことについて
最近あった楽しいこと、うれしいこと、楽しみにしていること、考えたことなどをお聞きしたい。
みなさんのご意見です👇
〇YouTubeの曲を聴く
不眠症で色々な薬を試したが、YouTubeのとある曲を聴くと睡眠がとりやすくなる。また、その曲を聴くと辛い時も気分が楽になる。
〇オフラインの会場に無事にたどり着けた
会場付近は道が入り組んでいて迷いやすいのだが、無事にたどり着くことが出来た。
〇タブレットが欲しい
入院中に隣の人がiPadを使って、絵を描いたり動画を見ているのを見て、自分も欲しいと思った。
〇旅行に行くのが楽しみ
旅行に行くのが趣味なので、今度はどこに旅行しようか考えるだけでワクワクする。
〇全く違うプラモデルで自分の好きなキャラを作る。
作りたいゲームのキャラのプラモデルが無いので、全く違うプラモデルから自分の作りたいキャラを作っている。
以上のたくさんのテーマとご意見を頂きました。ありがとうございます。
どのテーマも大事なお悩みですね。その中でも主治医に伝えることを事前に書き出す、メ
モしておくのは、診察時に伝えやすくて良い手段ですよね。診察は緊張をしやすいので、過
去を思い出しにくいこともあります。そう言った時にメモがあれば、それをただ読むだけで
も立派な伝達になりますね。また、体調によってはしゃべれないという場合もあるかと思い
ます。その様な時はメモを渡して読んでもらうのも良い方法ですね😊
次回、こころトークは10月27日(日)にオンラインで開催させていただきます。ご都合
が合う方はぜひご参加ください。
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