オンラインこころトークを開催しました
10月27日(日)にこころトークをオンラインで開催しました!
今回は参加率がとても高く、多くの方のお話を聞くことができ、とても充実した会になりました。初めて参加された方が多かったのも印象的でした。皆さん、つながりがほしくて色々探してReOPAにたどり着いてくださったようです。
さて、今回は2グループに分かれてトークを進めました。
一つ目のグループで取り上げたテーマはこちら。
★休職期間の過ごし方と不安との向き合い方
★仕事のコンディション、やる気の波があるときのやる気スイッチの入れ方
★障がい者雇用の配慮を口にしづらい
こちらのグループではお仕事関連のテーマが多く挙がりました。
休職されている方からは、休職中のモチベーションの保ち方ややっておいたほうが良いことなどについて質問がありました。復職してもまた鬱になってしまうのではないか、またやれるのか・・という不安が多く、また糸が切れてしまった感覚になってしまっているようです。
こういった不安に対して休職期間中何をどうしていれば良いのか、などを皆さんで話し合いました。
また、仕事へのやる気スイッチのテーマでは、朝起きても頑張れない日がある、やる気が続かないときの切り替え方を知りたいという質問がありました。また、「サボり方」についても話題に挙がりました。
このテーマでは皆さんの様々な工夫や考え方が聞けてとても参考になりました。
障碍者雇用についてのテーマでは、普通の社員と同じように働いているが、調子の悪いときに仕事のパフォーマンスが落ちてしまうことがあり、調子悪いときの理解やフォローを周囲に伝えたいがその伝え方がわからないという悩みが挙がりました。
このテーマは障害者雇用でない方でも非常に参考になる内容で興味深かったです。
二つ目のグループで取り上げたテーマはこちら。
★うつ病とどう付き合っていくか、考え方や日々の工夫など
★主治医を変えるタイミングは?どうやって変えた?
★うつ病の症状について当事者と周囲の認識のギャップがある、そのギャップをどう受け入れていくか
こちらのグループではわりと深いというか壮大なテーマが多く、結論がはっきり出ないものの、皆さんと真剣に話し合うことができてよい時間でした。
うつ病との付き合い方については、皆さん悩みながらも自分なりのやり方や答えを日々模索されていて、とても勇気づけられました。共通することも多く、とても勉強になりました。
主治医を変えるタイミング、変え方については、気に入った主治医に巡り合えてずっと同じ医師に診てもらっているという方から何度も主治医を変更したという方まで、幅広く経験をシェアできました。相性のいい主治医を見つけるのはやはりとても大変なのですね。医療の難しさを改めて感じました。
当事者と周囲の認識のギャップについては、周囲に辛さが伝わらない、軽い病気だと思われているという悩みが挙がりました。うつ病の知識は広まっているとはいえ、まだまだ社会では本質的な辛さや苦しさが理解できていない所もあるようです。多くの方がそういった理解のなさを感じ、辛い思いをされているようでした。
だからこそ、こういった当事者の集まり、辛さや悩みを共有できる場があることがとても大切なのだと改めて感じました。
今回も皆さんからたくさんの話を聞けてとても充実した会になりました!
オンラインの開催を心待ちにしてくださっている方もいるようでありがたいです!次回もお楽しみに☆
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