こころトークを開催しました

12月8日(日)にこころトークを開催しました。


前回から2週間しか空いていなかったため、いつもみたいに久しぶり!という感じがしませんでしたね。

前回参加された方とも何だか頻繁に会っているような感覚。


今回はいつもの広い部屋が取れなかったため、初の小さめの部屋二部屋での開催に挑戦!

一部屋に一グループという贅沢な使い方で、いつもよりゆったり広々使えました。隣のグループの声が気になることもなく、じっくりと話し合いに集中できたと思います。

受付の問題や誘導などスタッフはいつも以上に大変でしたが、皆さんご協力いただき、混乱なく開催でき一安心。


今回挙がったテーマは


・強いストレスの対処法

・何か趣味を見つけたい、楽しめることを見つけたい

・障害者雇用の詳細、実際どう?

・障害をオープンにしてお金は稼げる?

・うつ病と付き合いながら働くには?

・長く働きたい!

・再就職の方法

・満員電車が苦手!対策はある?


もう一方のグループでは


・やる気スイッチが入らない!やらなくてはならないことがあるのにできない・・

・人とのコミュニケーションが苦手 上手く会話を続けるには?

・本当に寛解するの?

・むなしさ、孤独感を感じた時、どう立て直してる?

・お薬以外で回復のために取り入れていることはある?

・食生活、サプリについて

・記憶力低下、体が痛い・・など病気の後遺症と思われる症状について


でした!今回も幅広いテーマでお話できました。


やる気スイッチが入らないとというテーマを挙げて下さったのは、まさにこの時期ならではの年賀状問題に悩む方から。確かにこれはリミットも決まっていて、完璧主義でプレッシャーを感じやすい当事者にとってはかなり悩ましい問題。毎年辛いという方が他にも何人かいらっしゃいました。

他にも部屋の片づけができない、家事ができない・・などやらなきゃいけないのになかなか手が付けられないということで悩んでいる方は多かったです。できないことが積み重なっていくと、できない自分を責めてしまってますます悪循環・・。

一気にやろうとするのではなく、少しづつやっていく(スモールステップ戦法)、どうしてもできない時は思い切ってあきらめる、少しやる気がある時に一気にやる、など色々な意見が出ました。

また、今回もお仕事に関する話題もたくさん挙がりました。障害者雇用については実情に関心がある方が多いようでした。病気をオープンにして働くことに関して様々な不安と期待があり、他にどんな選択肢があるのか皆さんから色々な考えが聞けました。

(会場の入り口です。そうそう、廊下は走ってはいけません。元小学校ならではの看板。)


また、「本当に治るの?寛解するの?」というちょっと深いテーマも。「一生このままなの?」「ちゃんと仕事できていた頃に戻りたい」と切実な声が挙がりました。皆さん大きく共感しながらも「治すというより症状を受け入れて付き合っていくというスタンスにシフトした」「今までの生き方に無理があったから病気になったんだと思う」「以前の自分に戻るより無理のない生き方ができるように」など病気を受け入れ、生き方を見つめなおすというフェーズに来ている方が多かったです。

受け入れるのは簡単ことではありませんが、皆さん苦しみ、葛藤しながらも病気と向き合ってこられたのが分かり、あきらめとは違う一種の強さのようなものを感じました。テーマを挙げていただいた方もそのような意見を聞き、ハッとさせられ、考えがちょっと変わったとおっしゃっていました。

(会場の四谷ひろばさんの入り口は今年もクリスマス仕様に)


他にも趣味を見つける話で盛り上がったり、食生活の話で色々な工夫が聞けたりと色んなジャンルの話が出て充実した内容の会でした。

年内はこれで最後!ご参加いただいた方、ありがとうございました。


次回は来年ですね。2020年1月19日(日)に開催します。

新年1回目、ご参加お待ちしております!

~ReOPA レオパ~      <うつ病や生きづらさで苦しんでいる方の自助グループ>

うつ病やうつ状態で苦しんでいる方、 生きづらさを感じている方に寄り添う 自助グループです。 主に東京で活動しています。

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