こころトークを開催しました

3月15日(日)にこころトークを開催しました。

コロナウイルスによる混乱が続いている中、当会でもギリギリまで開催の可否を検討していました。会としてもこの問題への対応について慎重に話し合いを重ねています。

先週開催予定だったマインドフルネス講座は残念ながら延期させていただくことに。楽しみにされていた方も多かったので当会としてもとても心苦しい思い・・。参加される予定だった方、改めてお詫び申し上げます。

自粛ムードが広がり行ける場所が限られる中、当事者にとって居場所があるというのはとても重要なこと。こころトークはできる限りの対策をして開催することにしました。

会場の四谷ひろばさんでも各所にアルコールスプレーや除菌シートを置いて対策をして下さっていました。

このような大変な状況の中、予想より多くの方に足を運んでいただき、感激。「他に行く所がなくて困っていた。」「ここがやっててよかった。」「やる決断をしてくれてありがとう。」など多くの方から温かいお言葉をいただきました。

手洗いの推奨やマメな換気など対策にご協力いただき、スタート。

今回は、

一つ目のグループでは

・再発しないためには?予防方法

・気持ちを切り替えるには?

・当事者会の意義とは?当事者会に求めることは?


二つ目のグループでは

・体調との向きあい方、コントロール方法

・障害者枠について

・仕事を続けていくために必要なこと、気を付けること

・人と上手く話せない、職場での会話について

・カウンセリングで効果感じた?

・日々どうやって過ごしている?

というテーマでトークを進めました。


体調のコントロールというテーマでは、「朝起きられない!」という方の声に多くの方が自分も・・と共感されていました。冬場は特に辛いという方が多かったです。

再発予防も当事者にとっては大きな課題。起きる時間を一定にする、再発しそうな状態を日記に記録する、など日常生活の中でできることを皆さん工夫してされているようでした。また、森林浴がいい!という声も。

今回も仕事に関するテーマが多く出ました。長年ひきこもっていて、今度初めて働くことになったという方から働くことについての不安が。

皆さん親身になって考えて下さり、仕事に対する心構えや続けていくためのコツなど様々なアドバイスが聞けました。

職場で会話のきっかけを作るためのちょっとした工夫や職場の人間関係をよく観察して相関図を作っておく、など裏技的なテクニックが色々聞けてとても興味深かったです。

(↑休憩時間も皆さんそれぞれ熱心にお話されていました。)

普段の過ごし方というテーマでは、家にいると鬱々としちゃうのでできるだけ外に出るようにしているという方が多くいました。趣味の教室に行ったり、こういう会に出たりと用事を作って出かける、また用事がなくてもカフェに行くだけなどとにかく家から出るようにしているとのこと。

当事者会についての話題も出ました。やはり人に話を聞いてもらえたり、情報を得られたりするのが大きいという意見が多かったです。一人ではないんだと感じることができるという方も。少しでも孤独感がやわらげることができれば当会としてもとても嬉しい。このような状況の中、多くの方にご参加いただき、こういう居場所の重要性を改めて再認識。この場が多くの方に求められているんだということを感じ、身が引き締まる思いです。

皆さんから暖かな励ましとパワーをもらった会でした。

ご参加いただいた方、ありがとうございました。

次回は4月19日(日)です。

~ReOPA レオパ~      <うつ病や生きづらさで苦しんでいる方の自助グループ>

うつ病やうつ状態で苦しんでいる方、 生きづらさを感じている方に寄り添う 自助グループです。 主に東京で活動しています。

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